1リットルの涙 第5話 亜也と遥斗の物語 | 文才がなくても描けるドラマ脚本術

1リットルの涙 第5話 亜也と遥斗の物語

アロハ♪GOです!


1リットルの涙って、大げさじゃいね。ホント、それくらい泣いちゃう。
家族愛も友情も全編、感動しました。


その中でも、亜也(沢尻エリカ)と遥斗(錦戸亮)の会話だけに
フォーカスしたいと思います。




○教室
   亜也と遥斗が二人になるところから。
亜也「この間は、ごめんね。みっともないとこ見せちゃって」
遥斗「別に」
亜也「私、強くなるから」
遥斗「やめとけ。強い女なんて可愛くないし」
亜也「でも泣いてばかりもいられないし」
遥斗「……」
亜也「うん。私、強くなる。」
遥斗「じゃあ、今度泣いたら500円な」
亜也「何それ?」
遥斗「罰金!」
亜也「いやだ、そんなの!」
遥斗「じゃあやっぱ、又泣くんだ」
亜也「泣かないけど」
遥斗「じゃあ罰金決めてもいいじゃん」
亜也「そっか」
   


 亜也は、遥斗の前ではリラックスできるようですね。
 遥斗のぶっきらぼうな態度が、亜也には心地いいのでしょう。


 
  


○体育館
   亜也がシュートの練習をしている。シュートは入らない。
   しかし、亜也の表情は晴れやかだ。
   静かに、亜也を見つめる遥斗。
遥斗「下手くそ」
亜也「麻生君」
遥斗「何やってんだよ。試験前で、部活休みだろ?」
亜也「麻生君こそ」
遥斗「カメのエサやり」
亜也「ねぇ!片付けるの手伝って」
遥斗「……ったく」
   二人、ボールを片付ける。
亜也「もう一つ、お願いがあるんだけど」
遥斗「まだあんのかよ」
亜也「見張っててくれないかな。私が泣かないように」
遥斗「え?」


○公衆電話をかけている亜也
   黙って、亜也を見守る遥斗。
   先輩への最後の電話だ。
   「さよなら」と、受話器、置いた。
   泣いていない。
遥斗「お前、冷たいな。一方的に。しかも電話でさよならかよ。
 今頃河本先輩、泣いてんじゃない?」
亜也「そうかもね」
遥斗「嘘でも泣いてやれよ」
亜也「いやだ」
遥斗「ほんっと冷たい」
亜也「だって、麻生君に罰金払うの嫌だもん」
遥斗「セコ」
   二人、笑顔で、、、
   亜也、空を見上げる。そこには、眩しい青空。
亜也の声「青空を、白い雲が、とてもきれいに流れていくのが見えた」
字幕スーパー「もう あの日に帰りたいなんていいません。今の自分を認めて生きていきます」







 亜也、君は、自分の現実を受けいれたんだね。
 それは、あきらめじゃなくて、羽(心)を自由に羽ばたかすためなんだね。
 そして、疲れたら遥斗のそばで羽を休めなさい。
 だって、「嘘でも泣いてやれよ」と言ってくれた遥斗なら、
 亜也、君の羽(心)が、雨に濡れないように傘になってくれるから。
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