韓流 王の男 イ・ジュンギ | 文才がなくても描けるドラマ脚本術

韓流 王の男 イ・ジュンギ

韓流 王の男 イ・ジュンギ


アロハ♪
韓国映画のレベルの高さに感嘆したGOです!



サイバーバズで、映画「王の男」の試写会が当たりました♪

早速、アロハ式レビューです!


実は、ぼく韓国映画ほとんど観たことがありません。
ぶっちゃけ、興味がないと言うか、、、



『オールド・ボーイ』を観たとき、「韓国映画も侮れないじゃん」
と思いつつも、それ以来、観てませんでした。



という訳で

今回も期待せずにいたのですが、
王の男」メチャ、よかったです!



シナリオが凄く良いです。
特に、ラストは感動だし、終わり方がメチャ、カッチョイイです!



創り手の視点から言うと、

ラスト(どう終わらすか)って、凄く難しいのです!

尻切れになったり、だらけたり、、、


では、ストーリーの方を
王の男 」公式サイトより抜粋させてもらいますね!

~ここから~
固い友情で結ばれた
 2人の芸人たちと、愛を知らない暴君


 時は、16世紀初頭。固い友情で結ばれた幼なじみの旅芸人、
チャンセンとコンギルは、国一番の芸人になるという決意を胸に、
漢陽の都にやって来た。そこで時の王・燕山君(ヨンサングン)が
身分の低い妓生だったノクスに入れあげ、
宮中に招き入れて遊び呆けているという噂を聞きつけた2人は、
宮廷を皮肉った芝居を演じ、たちまち大人気を博す。

 しかし、彼らは王の側近の重臣に捕らえられ、
王が芝居を見て笑わなければ死刑だと言い渡される。
王は幼い頃に母親を毒殺されてから心を閉ざし、人前で笑ったことがなかった。
そんな王が、一目でコンギルの美しさに魅入られ、達者な演技に爆笑し、
臣下の猛反対を押し切って彼らを宮廷に住まわせる。
力強く巧みなチャンセンの芸と繊細で艶やかなコンギルの掛け合いは、
ますます王を魅了していく。
しかし、母親の死の真相を知った王は日に日に狂気に満ちた行動に走り、
ノクスは王の心を奪ったコンギルへの恐るべき復讐を計画する。
今や2人の芸人は、激烈で悲劇的な運命に巻き込まれようとしていた……。

 原作は、「爾」という舞台劇。“爾”とは、
朝鮮王朝において、王が寵愛する者を呼ぶ時に使われた呼び名。
2000年に初演されて以来、韓国演劇協会の選ぶ最優秀舞台ベスト5、
韓国批評家協会選考の年間最優秀演劇賞及び俳優部門の最優秀新人賞、
ドンナー芸術協会の01年度最優秀演劇賞など、
数々の賞を総なめにした舞台である。映画化するにあたり、
宮廷内の人間模様を描いた舞台の魅力を生かしつつ、
チャンセンのキャラクターを書き加えることで、よりダイナミックな人間ドラマに仕上がった。

~ここまで~



◆アロハ式シナリオのポイント


ドラマとは、葛藤である。

「王の男」は、見事にキャラクターの葛藤が描かれている。


旅芸人、チャンセンとコンギル(イ・ジュンギ)は
純粋に芸人として生きていたいだけなのに。。。



それには
コンギル(イ・ジュンギ)は、美しすぎた。

王




冒頭
貴族に、目をつけられ、
コンギルは、劇団の飯のために体を売るはめに。




それを、
チャンセンが助け、二人で逃げて都を目指すのだ。



そこで、二人は
王・燕山君(ヨンサングン)に、気にいられ
宮廷に住むようになるのだが。



皮肉なことに、
王・燕山君もコンギル(イ・ジュンギ)も
の美貌に魅了されてしまう。



・美しいがゆえに運命に翻弄される
コンギル(イ・ジュンギ)の葛藤。

・コンギル(イ・ジュンギ)を守ってやりたい
チャンセンの葛藤。

・悪政を続ける王・燕山君の、誰にも言えない苦悩。
コンギルに安らぎを求める。



この三人の苦悩が交差して、
上質なドラマを創りあげている。

また、役者達の演技もすばらしい。



ホント、オススメですよ♪

あなたのオススメの
韓流映画があったら、コメントで教えてくださいね!


◆余談だが
美しすぎるとは、とても生きづらいのだ。
それは女だろうが、男でも。



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