セクシーボイスアンドロボ 松山ケンイチ
セクシーボイスアンドロボ 松山ケンイチ
アロハ♪
松山ケンイチが藤井隆に見える（笑）ＧＯです！
ノーチェックだった
『セクシーボイスアンドロボ』がヤヴァイゼ、ベェィべーー
メチャ、ＧＯ好み。
始まって５分で、野ブタティストと思い、もしやと思い調べたら
やっぱり、脚本：木皿 泉だった。
↓これ描いた人↓
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スーッゲ好きな脚本家なので
アゲアゲでいかせてもらいます！！
まずは、あらすじを公式ＨＰ
より抜粋させてもらいますね！
～ここから～
女好きのロボットオタク・ロボ（松山ケンイチ）と、
７色の声を操る１４才の少女・ニコ（大後寿々花）が
スパイとして活躍する笑いと涙と感動の痛快冒険活劇。
ちまたでは連続殺人事件が騒がれる中、
家と学校とコンビニを行き来するだけの退屈な生活に飽き飽きしていたニコ。
しかしある日の下校途中、２人の男が血まみれで争う「事件」を目撃する。
生まれて初めて見た衝撃的光景に興奮覚めやらないニコは、
誰かに話したくてたまらなくなり、テレクラに電話。
大人の女性の声色を使って、「一緒に現場に行ってほしい」と、
電話口の男に頼み込むことにした。
やってきたのは、ロボットオタクでパッと見、風変わりな青年・ロボ。
現れたニコの幼さに驚きを隠せないロボだったが、
うまいこと言いくるめたニコは、２人で「事件」の現場に向かうことにした。
だが、血痕もなくなっていて、何事もなかったかのよう。
ただ一つ、「ゴミ」の詰まった箱があることを除いて。
それでも、どうしても「事件」と「ゴミ」のことが気になるニコは、
レアなフィギュア「ＭＡＸロボ」でロボを買収。
かくして２人は「事件」の捜査を始めることになった。
捜査を続ける中、三日坊主（中村獅童）という３日間しか記憶が持たない男に出会う。
興味を持った２人は、三日坊主と接するうちに打ち解けていく。
しかし、三日坊主の「正体」を知ってしまったロボとニコは――
～ここまで～
あらすじから、想像できると思うけど
原作はマンガ！！（GOは未読です）
松山 ケンイチ X 大後 寿々花 の フッレッシュな二人を配置し
木皿 泉がどう料理するか。期待大です！
１話目から、木皿節炸裂！！
１話では
ぼくは、二つの映画を思い浮かべた。
リュックベンソンの名作、孤独な殺し屋と少女の物語『レオン
』と
記憶が１０分で喪失する男の物語『メメント
』である。
おそらく、
原作者も好きなのだろう。
または、木皿オリジナルだったら、木皿が好きなのだろう！
GOが考えるに
大きなテーマは『自由』だろうな。
自由って、とても難しいのよ！
まず、
自由であることは孤独であるんだよね！
ていうか、孤独にも耐えうる強さがないと本当の意味で自由には
なれないと思うんだよね。
まず、冒頭のシーンで
インコを見て、ロボがこう呟く。
「いいなー、自由で」
（※インコはもちろん、青い鳥。このドラマでは、幸せよりも自由が象徴なのかな）
そして、中盤
ニコとお父さんの会話でも。
「ねえ、」
「うん？」
「お父さんってさ、自由？」
「そんなこと急に…。
まー、そういう時もあったな」
「やっぱり自由じゃないのか」
「うん？まー、お前たちを食わせなきゃならないしな」
「みーんなすぐそれ言っちゃうんだよねー。
それって、きっといいわけだよ」
「そう、かなー」
「なんかずるいなー」
「だって、本当なんだもん！」
この、さりげない会話に木皿節炸裂です。
自由じゃない理由が「お前たちを食わせなきゃならない」
それに対してニコは
「みーんなすぐそれ言っちゃうんだよねー。
それって、きっといいわけだよ」
これね、深いです。
ぼくらは、一人じゃ生きていけないのね。
大小、様々な組織に属していて、
その組織に応じて自分のポジションがあります。
家では、父親、
会社では、課長 とかね。
ってことは、二人の会話から
お父さんが自由であるためには、「お前たちを食わすの」を
やめればいいんだよね。
つまり、
父親役を辞めちゃうわけ。
食わせなくていいから、仕事なんかも辞めちゃって
好きなことだけするのよ。
牛乳キャップを好きなだけ集めればいいのよ。
でも、
実際こんなことしたら、どうなる？？
家族もバラバラ。
つまり、孤独と引き換えに自由を得るっていうの。
これって、本当に自由なの？
違うよね？
ここで
ニコとマキ（浅丘 ルリ子）の会話をみてみよう。
「もし、私に会わなければ三日坊主はまだ生きてたかも
しれないってことですか？もし私がテレクラに電話しなければ。
もし私があの箱を拾わなければ。もしあの角を曲がらなければ、
三日坊主はまだ生きていた。だとしたら私のせいだ」
「そうよ。あなたのせいよ。だってあなた一人で生きているんじゃないもん。
この世界にあなたは関わっているの。どうしようもなーく関わっているのよ」
そうなんですよ。
ぼくらは、この宇宙にどうしようもなーく関わっているのよ。
たとえば、
あなたが、たまたまこのブログを読んでくれて
何かを感じてもらえたなら
あったこともないあなたとぼくはつながってるわけ。
ごめん、なんか話が飛躍したなあ。
ちょっと、長くなったんで強引にまとめると
今の生活に満足してる人も
不平不満ばかりの人も
その今の現状は、あなたの自由でチョイスしてるわけね。
だから、
「お前たちを食わせなきゃならないしな」って言ってるお父さんも
その現状が実はココチいいのよ。
つまり、自由なの。
訳、わからなかったらゴメンね！
ラストは、やはり木皿脚本。
キュンキュンさせてくれます。
ロボとニコのラストシーンを見てみましょう！
～ここから～
「これ、ありがとう」
「一海ちゃん届けにきた？」
「うん」
「あの辺配りにいくって聞いたから。
あ、一海ちゃんに会いに来たならまだバイトだよ」
「違う。ニコに会いに来た」
「…怒ってるの？」
「まあな」
「何怒ってるのよ」
「何で俺に言ってくれなかったんだよ」
「何を？」
「三日坊主のことでしょう！」
「ああ…」
「ま、俺はオタクだし、信用できないのはわかるけどさ」
「違うよ。信用してるよ。信用してるから呼んだんじゃない。
他に頼る人なんて全然いないよ」
「だったら何で肝心なこと言ってくれないんだよ！」
「だって、面倒なことなんて知りたくないと思ったから」
「え？」
「本当のこと知ったら、ロボが困ると思ったから」
「オマエさ！まだ子供じゃん！
そんな気の使い方すんなよ、子供がさ！そういうの寂しすぎるじゃん。
大人でもさ、抱えきれないものいっぱいあるんだよ！
それを子供がさ、何で一人で抱え込むかなー」
ロボ泣いてしまう。
黙ってハンカチを渡すニコ。
「ほらまたー！
大人に気を使うなって言ってるだろ！！」
微笑むニコ。
～ここまで～
ロボがニコに負けないくらいピュアなのが
すごくいいよね。
とても魅力的なキャラですね♪
最後はニコの声です。
「私は一人で生きてるんじゃない。
だから、この世には損だと判っていても、
踏み込んでしまう一歩がある。
それはいいことなのか、悪いことなのか、
誰にもわからなくて……。
だから多分、それは自分で決めなくてはいけない
一歩で。私は生まれて初めて、生きるのって怖いと思って……
泣いた」
人生とは、選択の連続で
それをチョイスするのは、あなたの自由なのです！
あなたの歩く道が晴れますように。
GOワールド全開な話につきあってくれてありがとう！
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＜キャスト＞
2人のスパイ
須藤 威一郎 （通称：ロボ）
* 松山 ケンイチ
林 二湖 （通称：ニコ）
* 大後 寿々花
ニコの家族
林 一海（ニコの姉）
* 村川 絵梨
林 竹男（ニコの父）
* 塚本 晋也
林 雪江（ニコの母）
* 片桐 はいり
謎の組織
名梨 秀吉
* 岡田 義徳
真境名 マキ
* 浅丘 ルリ子
ゲスト
第１話 「三日坊主」
* 中村獅童
第２話 「ごぼ蔵」
* 村上 淳
＜スッタフ＞
脚 本
木皿 泉 （「野ブタ。をプロデュース」「すいか」）
原 作
「セクシーボイス アンド ロボ」 黒田硫黄／小学館（イッキコミックス刊）
（第６回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞作）
音 楽
中塚 武
主題歌
「ひとつだけ」 歌 みつき
作詞・作曲 馬場俊英 / 編曲・プロデュース 小渕健太郎
（ワーナーミュージック・ジャパン）
演 出
佐藤 東弥
プロデュース
河野 英裕
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